アフリカ

南アフリカの砂漠地帯はSKAの壮大な大陸望遠鏡の核心部分を成す高周波・中間周波アレイのために、電波の静穏な絶好の背景を提供します。

背景にMeerKATパラボラアンテナも加わった、南アフリカのSKAサイトに建設されたSKAアンテナの想像図

アフリカのSKAアンテナを招致するのに、南アフリカはひとりではありません。世界一の電波干渉計網に貢献する電波望遠鏡を、アフリカ大陸の8つの協力国も招致する予定です。その国々にはボツワナ、ガーナ、ケニア、マダガスカル、モーリシャス、モザンビーク、ナミビア、ザンビアを含みます。

南アフリカはすでに、SKA望遠鏡の先行機を成す予定の64台のMeerKAT望遠鏡群のための重要な試験場、KAT7望遠鏡群を主催しています。

SKAの第1期(SKA1)には、現在建設中で数年内に稼働するMeerKAT望遠鏡64台が、別途130台のパラボラアンテナの建設を含むSKA1 MIDの中に組み込まれる予定です。合計で、SKA1 MIDはKaroo台地に展開された約200台のパラボラアンテナを数えるでしょう。

 

 

 

 

SKA1MID infographic

SKAの中間周波数装置の第1期であるSKA1 MIDの情報図。

SKA1 MIDは重力波やパルサーといった多くの刺激的な科学領域の観測を実施し、天の川銀河の中の生命の痕跡を探るでしょう。SKA1 MIDは類似する周波数帯で最も性能の良いJVLAよりも、4倍高い分解能と5倍高い感度をもたらしながら、性能面での飛躍をもたらすでしょう。さらに、60倍も速く空を走査することができます。

中間周波数開口アレイ・アンテナは現在のところ開発中で、そして第2期(SKA2)にアフリカに設置されるでしょう。

こちらをクリックすると南アフリカSKAサイトがGoogleマップ上でみることができます。

南アフリカのSKA用地の素敵なパノラマ画像はこちらをクリック

 

SKA先行機 – MeerKATとKAT-7

South Africa’s KAT-7 telescope catches the last rays of light as the sun sets over the Karoo desert. The seven-dish KAT-7 is being used as an engineering test bed to refine South Africa’s SKA precursor telescope MeerKAT. Credit: Rupert Spann

南アフリカのKAT-7望遠鏡がカルー砂漠に沈む太陽の最後の光をつかむ。提供: Rupert Spann

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2014年3月にカルーに建設されたMeerKATパラボラアンテナ1号機の写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

既に南アフリカのカルーサイトで開発中のMeerKATはSKAシステムの先行機で、SKAの第1期に組み込まれる前の数年間に独立した観測機器として科学研究を遂行します。64台の口径13.5mオフセットグレゴリアン型パラボラアンテナ鏡が完成すると、SKAの本格運用に先行して非常に貴重な科学データをもたらします。MeerKATの試作機である最初の7台が完成しそれらはKAT-7で知られています。MeerKATのアンテナ第1号は2014年に設置されました。国内の産業界と大学が働き、世界中の研究機関が協力して、南アフリカチームは革新的な分割鏡アンテナや最先端の信号処理ハードウェア・アルゴリズムなど、MeerKATシステムの技術を開発してきました。

このイノベーションと、そして計画規模の大きさも相まって、最初の5年間の観測時間は10件の優先大規模電波サーベイのために国際プロジェクトチームに既に割り当てられることになっています。

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興味深い事実

  • 2013年、7台すべてのKAT-7望遠鏡が”冷却された”電波受信機を首尾よく装備し、望遠鏡アンテナの無事な完成を打ち立てました。
  • その冷却した受信機を使った最初の天体画像が、ケンタウルスA銀河の画像でした、そしてその強力な電波放射はこの銀河の中心にある巨大ブラックホールによって動力供給されています。